視点と視座の話

二次創作短歌における視点の話。

さて。

視点には当然「一人称/二人称/三人称」の三つがあるわけだが、二次創作短歌(というかアイマス短歌)の場合は単純に三つに分けづらく、より複雑になっていると考えている。それはP(プレイヤー)の存在と、題材となる作品の内なのか外なのかという設定/レイヤーにある。
アイマスはわりと意識的にここを曖昧にしている感があるのだが、Pは虚実と視点を行き来することになる。
「私」ひとつとっても、リアルの「私」なのか、作中のPとしての「私」なのか、作中のファン(その他キャラクター)としての「私」なのかで情報に格差があるので、そこをしっかりと切り分けるのはかなり難しい。シャニマスはシャニPまで加わるので難易度はさらに上がる。

と、ここまで書いていてこれは視点ではなく視座の話だなと気がついたので一旦終了。

そもそもがハイコンテクストな作品であり、その二次創作短歌は非常にハイコンテクストなことをやっているということは自覚しておくべきであるとは常々考えている。同僚と、アイドルぢからに甘えてはいけない。
加えて、自分の言いたいことをアイドルに言わせることがないよう気を付けていきたい。これが結構難しいのだけれども。